奥寺佐渡子さん脚本 映画『コーヒーが冷めないうちに』
奥寺佐渡子さん脚本の映画🎞(学校の怪談も担当)…。iTuneStoreでの評価みたら、涙が止まらないとか、星5つでは足りないなどのコメントがありました。レンタルで見てみようかな。
店内のある席に座ると望んだ時間に戻れる…という話みたいです。
店内のある席に座ると望んだ時間に戻れる…という話みたいです。
映画『コーヒーが冷めないうちに』
今まで重かった腰が、メルマガがあるしーーつってやたら映画館へ行けちゃう。楽しい←今年の邦画を見返したら、あれもこれもそれも気になってたものばかり。こんなに私気にしてるの凄くない?←ってくらいの数。観たかったとチェックしてた、だけで、実際には見逃してばかりなんだけど。。これ全部観れてたら本当凄いんだけどさ。現実)くぅー、どれもみちこさん(母)に負けてる気がする。メルマガに書いた、映画を。『コーヒーが冷めないうちに』(2018年)監督:塚原あゆ子脚本:奥寺佐渡子脚本家の奥寺佐渡子さんキッカケで観に行こうと即決。大大大好きな『学校の怪談』シリーズを手掛けた方。この前テレビでやってたの見て調べて、「コーヒー書いてるやん!」と。細田守監督とも今までタッグ組んで書いてた方。テンション上がったよねぇーー。“少し””不思議”のSF物語が得意の方、なんだろうな。今回も、そんなお話。オムニバス形式で、様々な人視点の物語が、喫茶店で繰り広げられる。過去に戻れたら。悔いていた瞬間を自分の思ったようにやり直すために。「面倒くさいルール」は本当面倒くさいほど色々あって。でもそれをしっかり、最初からものっっすごい説明してくれるのが、後々ありがたくなる。凄い説明台詞には違いないけど、もともとそういうのが実在するのが当たり前の世界観だから、こちらもフィクションとしてファンタジーに飛べる。前の組みの話があちこちで繋がっていたりするの、好きよー。さりげなく出してくるの。薬師丸ひろ子さんと松重豊さんの、ご夫婦のお話には、本当、やられました。想定内、からほんの少しだけズレてほんの少しの裏切りが続く。松重豊さんの、笑いながら流す涙の顔。白髪や顔のシワ。長年一緒にいた年月と歳を感じられるし、大人として、そして、あの旦那さんとしての優しさがこんなにも溢れるだなんて…。途中でわかる、”その席”に座り続ける幽霊の女性の正体。クライマックスでわかる、“わたしの、せい”。淡々としていた有村架純さん、演じるお店の人。その胸の内がわかる時、彼女を抱きしめたくなった。面倒くさいルールが、後半に更に絡んでくるけど、うまーーい具合にドラマチックに整頓されてて。ちょっとスッキリ感すら余韻にある。たくみなドラマ仕立て…。大学生時代のふっとしたキスシーンには、思わずギュンとしてしまった。不意打ち)くぅ。。4回泣けます、のキャッチコピー通り4回、は、泣けなかったけど←どれもグッとくる。私が過去に戻れるなら、いつだろう。あ、でもその喫茶店内だけの話だから喫茶店に行かなきゃだけど。笑)全部を通して、本当に、暖かいお話。朝一で観に行ったけど、観終えた後のお昼は凄く清々しかったなぁ。ポスター見ると凄い邦画感というか、テレビっぽいというか。監督さんが『アンナチュラル』のドラマの人だからそういう雰囲気出るんだろうけど。もう少し洒落ててもいい気がしたなぁ。家で観ても心地よくなりそうではあるけど。ある意味過剰な音響効果は(やり過ぎ感に笑けちゃったけど笑)映画館での音響で、感動させられちゃう。や、映画館を出た後、ていうのが最高に気持ちが良いのよ。後味ってやつ。役者陣が全員うまくて…それもスクリーンだからより感じるもの。重たくないし、なんかいいもの観たいなーて時に、オススメ。ほら、たまにさ、頭使わなくていいやつ観たくなる時あるじゃない。(?ワンシチュエーションで舞台っぽいな、と思ったら本当戯曲がそもそもの原作だった。かなりの数再演してるのね。今月末にもあるみたいだし。帰りに飲んだコーヒーには、思わず普段入れないミルクを垂らして。「きれーい*」あの声が、ふわぁっと過ぎる。
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